11-モナドノックビル Monadnock Building (1889〜91) Daniel H.Burnham + J.W.Root / Chicago USA No.1/4

北東側外観
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1871年の大火で大半を焼失した商業都市シカゴに於いて、1880〜90年代、不要不急の必要性から生まれた鉄骨構造による高層建築。それは「建築とは如何にあるべきか」などと言う悠長な論議をすっ飛ばしてしまう、即物的な現実への対応が「建築のあるべき姿の一面」を一気に近代へと推進した現象だったと言えるでしょう。このMonadnock Building は、施主の要求とは言え、鉄骨レンガ造というシカゴ派と言うには中途半端な建物なのですが、おしなべて、現代のだらしのない鉄骨ラーメンの安普請(例えばスーパーマーケット、マンションのショールームなど)とさして変わらぬシカゴ派建築の中にあって、その堂々たる姿は現代の我々が見ても感動を覚えます。(シカゴ派の建築が全てつまらないわけではありません・・・・・が、如何に示唆に富んでるとは言え、足を棒にして一日シカゴ派の建物を見て歩くのは些か辛いものがある、と言うのが実感です。)
by hirayama_susumu | 2007-01-19 09:37 | 11-Monadnock Build.
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