15-ガラスの家 Maison Dalsace (1928~31) Pierre Chareau+B.Bijvoet / Paris France No.1/4

コートヤードに面する北西側正面外観
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Pierre Chareau ピエール・シャロウ(1883〜1950)の最高傑作と言われている、産婦人科診療所付きのこの住宅は、18c に建てられた石造住宅の下階二層分を取り壊し、3〜4階を残したまま鉄骨による3層の住宅をはめ込む、というアクロバティックな工法で建設されました。南北両面をガラスブロックの壁面とすることによって、住宅内部は柔らかな光が充満し、鉄骨の柱とコンクリートのスラブによって開放的な空間が出現しています。内部の構造、設え、家具、ディテール、などなど「機械」的ものの表現に寄せる設計者の情念を、至る所に見ることが出来る、非常に密度の濃い味わい深い名作だと思います。 見学するに当たり「ガラスの家友の会」なるものに大枚払って入会し、ようやく見学の機会を得たにもかかわらず、内部の写真は一切禁止!とあって紹介できないのが実に残念です。TASCHEN から出版されているB.B.Taylor 著、PIERRE SCHAREAU で素晴らしい、建物内外、家具の写真や図面、記事を見ることが出来、お薦めの一冊です。
by hirayama_susumu | 2007-01-23 11:20 | 15-Dalsace/ガラスの家
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