17-エスプリ・ヌヴォー館 Pavillon de l'Esprit Nouveau (1924~25) Le Corbusier / Paris France No.1/9

Le Corbusier 1925 Pav L Esprit Nouveau


ファサード外観 1977年 Reconstructed in Bologna Italy
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「パリ万国装飾美術・工業美術博覧会」"Exposition des Arts Decoratifs et Industriels Modernes 1925" は、「新しい発想と、真のオリジナリティ」をテーマに掲げ、1925年にパリで開催されました。一世を風靡した懐古的なアール・デコは、この博覧会の影響を受けた時代の総称として知られています。Corbusier の提案したこのエスプリ・ヌヴォー館「新しい精神」 Pavillon de l'Esprit Nouvea は、二層からなる集合住宅の一住戸と、ギャラリーから構成されており、建物それ自体が工業化への提案に満ちています。量産可能な小物・家具、ピューリズムの絵画・彫刻、そして300万人の為の現代都市計画案が展示され、建築が、小物から都市に至るまで手がけられ得ること、近代工業が伝統工芸より安価で美しいものを生み出しうる事を、高らかに表明したのです。当然の事ながら迫害と反発に会い、この建物は会場の隅に追いやられたあげく、6mも有る塀で覆われてしまったと言うことです。1977年にイタリーのボローニャ Bologna 郊外に再建され、歴史的意味を考えさせてくれる貴重な建物として、見学することが出来るようになりました。
偏見をボソッと一言、理念や技術が新しい空間を生みだすと言う歴史的事象に興味のある人は、ぜひ是非見に行くことを勧めます、感動を味わい自らを鼓舞する力とされると良いでしょう。空間に興味のある人、こんなくだらないもの見ても始まりません、時間の無駄と言うものです。
by hirayama_susumu | 2007-01-29 10:08 | 17-l'Esprit Nouveau 館
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