57-エイヘンハールト集合住宅 Eigen Haard Housing (1913~19) Michel de Klerk / Amsterdam Hol. No.1/35

M. de Klerk 1913-19 Eigenhaard


南東の角、郵便局側外観
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1900年代初頭、都市への人口流入で悲惨な住環境にあったAmsterdam、市は住宅地計画に総力を挙げて取り組み、集合住宅を除いたら何も残らないと言われている時代の建物です。小学校や郵便局を併設したM.de Klerk の代表作、この Eigen Haard の複合集合住宅は市当局がプランを纏め、ファサードのデザインのみを建築家に依頼したという結果の産物なのです。低所得者のための集合住宅と言うこともあり、一住戸当り約50㎡と言う貧弱な広さしかありません。100年近く経った現在でも愛着を持って大切に使われて居る背景には何があるのでしょうか。インチキテリアのエクステリア版、看板建築 picturesque の最たるものといわれ、ドイツ表現派のオランダ版として、モダニズムのデ・スティル派と常に比較される運命にあります。しかし何度訪れても何となく微笑ましく眺められるのは、「売らんかな」と言った商業主義の下劣な魂胆が全く感じられない所なのかもしれません。
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by hirayama_susumu | 2007-11-28 09:17 | 57-Eigen Haard 集合住宅
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